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最近の取り組み

育苗ハウスへの遮熱・遮光ネットの導入

今年の夏も暑いですね。
苗の乾燥や焼けが心配な季節です。

そこで、今年は、
自動散水の時間を増やすとともに、遮光ネットを設置しました。

とはいえ「遮光」ネット。
遮光は苗の軟弱徒長につながり、
徒長苗は病弱、定植後の倒伏・生育の悪さにも関わってきます。
普通の遮光ネットだと、苗が健全に育つのに必要な光が不足する心配です。
また、レタス育苗での遮光の事例はなかなか見つけられません。

ですが、
今回、遮光率が25~30%と小さく、
遮熱効果のある特殊素材を使った製品をご紹介いただき、導入に至りました。

ご紹介いただいた製品は、
(株)イノベックス 様の「ダイオシェード清冷 820SRI」です。
苗が育つのに必要な光はしっかり取り入れつつ、
熱線をブロックし、ハウス内温度を下げてくれる優れものです。

育苗ハウスのサイズに合わせて5枚特注し、
2人で数時間程度、苦労なく設置完了できました。

結果としては、
なんと、
設置前後で、ハウス内の気温が5度前後下がりました!
近日のハウス内最高気温42℃から38℃へのダウンです。
実際に私も、ハウスに入った際に、いつもの熱気がなくて驚きました。
苗にも優しいですが、職員のはたらく環境改善効果もありそうです。
夏は人間も熱中症になりがちですので、とても助かります。

昨年の9月ごろには6割程度と落ち込んだ苗の歩留まりがどうなるか、
ダイオシェード清冷 遮光ネットの効果が如何ほどか楽しみです。

また、昨年、苗で薬害の症状がでたことから、
薬害・肥料焼け対策として、
苗防除・液肥後に軽くシャワー散水・展着剤の倍率を薄めるなどの工夫を行っています。

安定生産はまず苗から。

我々個人の力では変えようのない温暖化ですが、
自社で工夫して栽培環境を変えていく。

これからも地球環境に合わせて栽培を工夫していきます。

執筆:阿部