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最近の取り組み

灌水 かんすい

農業では、畑に水をやることを「灌水(かんすい)」と呼びます。
今年の三浦半島の8月の降水量は0.5ミリと、観測史上最低の数字になりました。
畑は砂漠状態の干ばつでしたが、定植を進めるために1日5トンも畑に水を運んで
苗に水をやりました。

 

35度での定植、灌水は、命を削るような作業でしたが、
農場のメンバー、執念を見せました。

厳しい夏を乗り越えたレタス良く育ってくれると良いです。

灌水で役に立ったと思われる資材は、ロイヤルインダストリーズ社の「グルタン」という
資材です。よこすか葉山農協の営農の方から、紹介していただいた資材ですが、
藁にもすがる思いで灌水用水に1,000倍で混用して使いました。
バチルス菌主体の微生物資材です。
http://www.kelpak.co.jp/pdf/nichinou20180903_gurutan.pdf
灌水後のかっ着が良くなりました。
特に土目の悪い圃場での灌水回数が減りましたが、
灌水の方法の仕方も色々と変えましたので、他の諸条件が混じりますが、
印象としてはとても良かったです。

夏の干ばつ、冬の乾燥でとても役にたちそうな資材です。
当園では、育苗前の苗にも底面灌水の用水に混用してやっています。

heybon!